ヲタクなのでよくイベントに参加していました。イベントに行き始めた当初は一般参加か冊子を作ったりしてブースを出展するしかありませんでした。
少ししてコスプレをする人が増えてきたのを覚えています。
撮っていいのは撮られる覚悟のあるやつだけだ
コスプレはやったことがあります。…でもどれも中途半端になっていました。
たまたま持っていたツナギと黒のノースリーブに白い布をつけて、金髪のウィッグかぶって緑の布を巻いて…鋼の錬金術師のウィンリーとはかけ離れたキャラでした。
イベントにいるコスプレイヤーさんたちがあまりにもキラキラしていて、恥ずかしくなってしまったのを覚えています。
どうすればあんなにキラキラしてキレイなコスプレができるのだろうかと思う日々でした。
本気のコスプレには、価値がある
コスプレは撮るよりもやりたくて、できないのなら見ていたいというのが強くありました。
なのでイベントには一般参加でなく、スタッフとして参加をして少しでもコスプレに関わることにしました。
よく配属されたのが荷物の一時預かり所だったので、キャラに変身した人を1番早く見れる場所でした。
高校生の頃には友人たちもコスプレをガッツリしていて羨ましく思っていました。
あまり見ていない漫画だったり、やっていないゲームだったりしていたのでやりませんでしたし、誘われてもやりたくないキャラが多かったりしました。
なによりもお金がなかったのが大きかったですし、家でコツコツ作るのも親になにか言われるんじゃないかと思い手作りもせずでした。
コスプレにお金をかけたり、作ったりする時間もなくただただ見るだけで満足しようとしてました。
やらないレイヤーは、ただの人間だ
そんな私でしたが、たまたまウィッグが安く売っていたのもあって初音ミクのコスプレをしてみました。
ヘッドホンも肩のマークもカラコンもなくでしたが、化粧もして初音ミクに近くなりました。
自分の化粧の技術がないことに苦戦はしましたが、楽しかったですしレイヤーの人たちと同じ舞台に立てた気がしました。
いつかは本格的にやってみたい…なんて考えていましたが、社会人になって他のことにお金をかけるようになり、結婚をして妊娠して…その“いつか”は来ずなのではないかと思いました。
鷹村アオイさんの存在を知る
『BLACK LAGOON』という作品を知って、Twitterで作者の方をフォローしていて“鷹村アオイ”さん(https://lit.link/takamuraaoi )を知りました。
漫画の登場人物が本当にキャラがいるような本格的なコスプレをする方です。
普段もとてもキレイな方でお子さんが2人いらっしゃるそうです。
最初は「めっちゃキレイな人がコスプレしてる」と思っていたのですが、2人目を妊娠した時に“二児のママ”であることを知って驚愕しました。
それと同時に「生活環境が変わっても年齢を重ねてもコスプレできるんだ…」と思うようになりました。
コスプレイヤーだからさ
旦那に話してみたら「面白そうだからやってみればいいよ!」と背中を押してくれました。
鷹村アオイさんのような二児のママでありながら、普段もキレイで漫画やアニメの1コマから飛び出したようなコスプレイヤーになります。
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過去の自分に「あなたは歳を重ねるたびに輝いてるよ」と胸を張って言えるように頑張りたいと思います。
キャラクターの再現度が高いコスプレイヤーを目指します。
鷹村アオイさんとBLACK LAGOON併せもしてみたいです。
ソロでやるのが主体になりそうですけど、今まで併せをやったことがないのでドンドンやっていきたいです。